精索性静脈瘤とPCOS 貧血の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
結婚して中々、赤ちゃんが授からないため、病院を色々変えてみたがうまくいかないため、漢方薬で何とかしていきたいと来店されました。
奥様は体が疲れやすく、貧血傾向で、生理前のイライラがかなり酷くなるそうです。
動き過ぎた翌日は寝込んで動けなくなることもあるそうです。
喘息、ハウスダスト、アレルギー性鼻炎、ニキビもあるようです。
また、カンジダになりやすい傾向があるようです。
人工授精を6回ほどやってみたが駄目だったそうです。
ホルモン検査
生理期
FSH 4.9
LH 9.0
PRL 12.3
高温期
E2 190
P 14.2
病院ではポリープを3回切除したそうです。
30才 女性
中国医学的に『気血両虚』、『肝鬱気滞』の状態と考えられます。その為、体力や血液を補っていく漢方、気の巡りを良くして血流を良くしていく漢方を中心にお渡ししました。
1か月ほどして体の疲れはだいぶ良くなり、ふらつくこともなくなって来られております。
2か月、3か月とするうちに体もシッカリして体調も良くなり、寝込むこともなくなってきたそうです。
半年ほどして体調がいいため、体外受精をされましたが、うまくいきませんでした。かなり落ち込まれておられましたが、旦那様にも精子の数、活動率の検査をしていただきました。
すると精索性静脈瘤があることがわかり、旦那様に手術を受けていただきました。
それから、3か月ほどして自然妊娠することができましたという報告を受けました。
そのため、妊娠中でも飲める物をお渡ししました。
現代医学では細かい精密検査、外科的手術ができるというメリットがあります。
また、東洋医学では体質を変えていくことができるというメリットがあります。
お互いの長所をうまく利用することで自然妊娠することができたのでとても喜ばしいことだと思います。
一人ひとり体質や原因が違いますので、必要となる薬草、治し方が違ってきます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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